2月末頃から、毎週の様に南岸低気圧がやって来る。
この低気圧、当地の近くに来るまでは、温かい空気を持って来ますが
去った後になると、冬型の気圧配置となり雪を降らせます。
なので、毎週の様に 雪が積もり(白くなる程度)ます。
そして、ようやく その雪が消えた頃に
また、南岸低気圧が やって来る!
里山に雪が積もれば、冷蔵庫に居る感じで、朝夕 冷えますね。
なので、この時期に芽吹く山野草達にとっては、
たまらない季節なのです。
芽吹きが遅れるの!
例えば、自宅のコンテナで育てているセツブンソウの場合
2/16 やっと1苗が咲き始めた。
2/20 他の物も咲き始めました。
3/3 満開に
鉢でも 満開に
3/4 深夜未明に雪が積もる
その日の 午後に、その雪が溶けた。
この様に、今の時期に咲く スプリングフェメラルと称する山野草は
雪に降られても、霜が降りて凍っても、溶ければ生きています。
彼らは、他の植物が咲く前に光合成をしたり
受粉をして、子孫の種を作ります。
カタクリもその仲間です。
これからの時期、花が咲いてから降雪もありますが。。
今日は、寒かった割には 晴れました。
また、冷たい風も吹かなかったので
午後に、カタクリの群生地へ
行って来ました。
そう、今月の 24日(日)に かたくり祭を計画しており
この寒さが続く毎日でしたので、いつになったら
「 芽吹く 」のか! が 心配の種でした。
祭り日に カタクリの花が咲いていない!!
なんて困っちゃう のでね。
実の所、毎日の様に群生地へ通っていまして
神社境内横の「 移植地 」のカタクリです。
ご覧の様、残雪はありませんでした。
眼を凝らして見たら 「 茶色の若芽 」が 伸びていた。
「 良し! 」って感じで 感動しましたね。
カタクリの芽吹き葉は、まだ土の下から伸びたばかりなので
日射し等により 「 光合成 」がされていませんので「 茶色 」なのです。
光合成が始まりますと 緑色に黒い模様が入った葉になります。
そして、今頃に芽吹いた芽は 花の咲かない 2年生~7年生です。
また、前の年に咲いて 疲れたカタクリなのです。
来週の末頃になると 花芽を持った芽吹きが始まります。 写真は、去年の苗です。
花の咲く苗は、必ず 2枚葉 となります。
そして、これが 「 山道 」でのカタクリです。
山道の方は、下の移植地に比べて、日射しがあるので緑葉になるのが早いです。
11日からの一週間で
どの程度の芽吹きがあるのかが祭り日の鍵となるでしょう。
9日(土)の午前中に
祭の横断幕、祭旗、花情報板を
県道沿いに設置する予定です。
花情報は、インスタでも見られますよ。
じゃあ、またネ!
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