かたくり 2024-3 芽吹きが始まる。

2月末頃から、毎週の様に南岸低気圧がやって来る。

 

この低気圧、当地の近くに来るまでは、温かい空気を持って来ますが

去った後になると、冬型の気圧配置となりを降らせます。

 

なので、毎週の様に 雪が積もり(白くなる程度)ます。

そして、ようやく その雪が消えた頃に 

また、南岸低気圧が やって来る!

 

里山に雪が積もれば、冷蔵庫に居る感じで、朝夕 冷えますね。

 

なので、この時期に芽吹く山野草達にとっては、

たまらない季節なのです。

芽吹きが遅れるの!

 

 

例えば、自宅のコンテナで育てているセツブンソウの場合

 

2/16 やっと1苗が咲き始めた。

 

2/20 他の物も咲き始めました。

 

3/3  満開に


   鉢でも 満開に


3/4  深夜未明に雪が積もる


その日の 午後に、その雪が溶けた。



この様に、今の時期に咲く スプリングフェメラルと称する山野草

雪に降られても、霜が降りて凍っても、溶ければ生きています。

 

彼らは、他の植物が咲く前に光合成をしたり

受粉をして、子孫の種を作ります。

カタクリもその仲間です。

これからの時期、花が咲いてから降雪もありますが。。

 

今日は、寒かった割には 晴れました。

また、冷たい風も吹かなかったので 

午後に、カタクリの群生地

行って来ました。

 

そう、今月の 24日(日)に かたくり祭を計画しており

この寒さが続く毎日でしたので、いつになったら

「 芽吹く 」のか! が 心配の種でした。

 

祭り日に カタクリの花が咲いていない!!

なんて困っちゃう のでね。

 

実の所、毎日の様に群生地へ通っていまして

 

 

神社境内横の「 移植地 」のカタクリです。

ご覧の様、残雪はありませんでした。

 

眼を凝らして見たら 「 茶色の若芽 」が 伸びていた。


「 良し! 」って感じで 感動しましたね。

 

カタクリの芽吹き葉は、まだ土の下から伸びたばかりなので

日射し等により 「 光合成 」がされていませんので「 茶色  」なのです。

 

光合成が始まりますと 緑色に黒い模様が入った葉になります。

 

そして、今頃に芽吹いた芽は 花の咲かない 2年生~7年生です。

また、前の年に咲いて 疲れたカタクリなのです。

 

来週の末頃になると 花芽を持った芽吹きが始まります。 写真は、去年の苗です。

花の咲く苗は、必ず 2枚葉 となります。

 

 

 

そして、これが 「 山道 」でのカタクリです。


山道の方は、下の移植地に比べて、日射しがあるので緑葉になるのが早いです。

 

11日からの一週間で 

どの程度の芽吹きがあるのかが祭り日の鍵となるでしょう。

 

 

9日(土)の午前中に 

祭の横断幕、祭旗、花情報板を 

県道沿いに設置する予定です。

 

 

 

花情報は、インスタでも見られますよ。


 

じゃあ、またネ!

 

 

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