かたくり情報 7 三寒四温じゃなくて五寒二温! 改訂1

先週の飛び石連休 22日は、4月の様な+21℃になった。(日向で14時)

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しかし、翌日は+5℃と 極端に寒くなった。

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これでは、山野草達も たまらない。( 人間も ) 

 

少なくとも 15℃以上の日が数日続けば 芽出しが始まるのだが!

 

 

それでも と 思い 25日の午後3時過ぎに

戸倉地籍 自在山のセツブンソウ群生地へ行って見た。

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ここへは、先日 13日に訪れている。

https://kt2343jp.hatenablog.com/entry/2021/02/13/214132

その時は、枯れ葉の下での 発芽状態だった。

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今年は、やはり雪が少ないので 群生地まで登って行く林道も

乾いている。 お陰で、スニーカーで行ける。

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この場所は、どちらかと言うと 日陰なので

雪の多い年の 今頃に行くと 雪解け水で林道がぐっちゃに

だから、車から降りて 長靴に履き替える事もあった。(2018.2.23の写真2枚)

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行って見たら 流石に 彼らは、温かさを感じたのか 芽吹き、開花を始めていた。

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やはり、セツブンソウは早いですね。


これで、数日の日射しが続くと 開花を始めます。

 

25日で 見た限り 発芽状態が 満開時の7割ほど

そして、開花している花は 3割程度 でした。

 

天気予報から見ると

見頃は、明日 28日(日)11時~15時頃が良いかも!

 

また、

3月1日、2日 と 4日以降が 15℃を越える予想なので

見頃と思えます。

 

満開は、再来週辺りでしょうか?!

 

 

所で、八王子山のかたくりは どんな感じなのか

今日、現地へ行って見た。

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セツブンソウの山と同様に 雪は、全くありません。

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そして、毎年 咲く場所を 見ても 全く気配がない。

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一面、落ち葉に隠れている。

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昨年の発芽日を調べたら 3月3日頃に芽出しをしていた。

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                                (去年の写真)
 

最初に、花が咲かないカタクリだけが芽を出します。

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                                 (去年の写真)

 

光合成を始めると カタクリの葉色になります。

続いて、花芽を持ったカタクリが芽出しを始めます。

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                                (去年の写真)
 

 

果たして、今年は いつ頃から 芽出しが始まるかな?

 

 

大正橋の袂にある、公衆トイレの掲示板に貼ってあるポスター

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所で、本日 全市に配布された 千曲市の市報に

カタクリ祭と観察会の記事が載りました。

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そして、早々に、観察会の申し込み電話が 鳴った。 

 

 

2/1のブログで ご紹介した 

昨年に植えたカタクリのタネが 芽を出した(根を出した)と

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お伝えをしましたが

 

その根の先が、土の中へ潜り始めました。

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つまり、土の中に根が入り 養分の吸収と共に地上へ茎を伸ばした時に

風等で 吹き飛ばされない様に 固定する役目もあります。

 

これで、気温の上昇に伴い ネギの子供の様な細い茎を伸ばし始めます。

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                            2015.3.18の写真

茶色の頭が カタクリのタネ殻
 

 

そう、1年目は 葉ではなく 茎で 光合成を行い 養分(デンプン)を

根に蓄積します。

 

そして、5月頃になると その茎も 枯れて 夏眠に入ります。

 

翌年から こんな葉芽が出始めます。

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                             2017.3.2 の写真

手前と奥が、2歳児  左右が、3歳児に なります。

光合成を行いますと 本来のカタクリの葉(緑色)になります。
 

 

 

 

じゃあ、またネ!

 

 

このブログは、時により1日数回の改訂を行う事があります。

その都度、改訂番号を変更しますので宜しくお願いします。

 

 

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