かたくり 2024-2 群生地の整備活動

毎年、八王子山のカタクリ群生地では かたくり祭に向けて

役員総出で群生地の整備をしています。

 

2月の1週目の頃(カタクリが冬眠中に)に整備を行っています。

 

今年は、10日(土)に計画をしていましたが

6日に この時期としては珍しい  大雪に見舞われ

作業が出来なくなりました。

                              ( 自宅の庭 )

 

群生地(移植地)

 

結局、一週間ずらして 17日(土)に作業を行いました。

 

八王子山のカタクリの咲く群生地は、2ヶ所あります。

通称:移植地 神社境内の南側(八王子山の斜面)

         稲荷社へ向かう 右側の斜面

  :山道  八王子山中腹にある万治峠へ向かう古道の山道

 

 

これらの群生地 毎年、藪刈りを行っていますが 

1年も経つと ご覧の通り 杉の葉が、広葉樹の葉っぱも一面に

一番、ヤバイのは タラの芽が腰の辺りの高さまで伸びています。

 

 

カタクリは、3月初旬頃に 今年は咲かない苗が 芽吹き を始めます。

                                         ( 2023.3.9 )

 

続いて、中旬の頃には 中央に花芽を付けた 2枚葉の芽吹き が

                                                                                                                 (  2023.3.15  )

 

そして、この花芽が伸びて 花を咲かせます。

                                                                                                              (  2023.3.21  ) 

 

この時に、杉の葉等が邪魔になります。

 

カタクリなど この時期に咲く山野草を 

一般的に、「スプリングフェアメール」

春の妖精 と呼ばれています。

 

この仲間には、セツブンソウ、カタクリ、アズマイチゲ、キクザキイチゲなどが

 

面白いのは、彼らは 3月~5月末までに光合成や受粉を行い

タネ袋を残して、

葉っぱは 枯れ溶け てしまいます。

 

つまり、1年間で たった 3ヶ月しか地上に居ません。

なので、彼らが地面から出て来たら 沢山の光が当たる様にしないと。。

 

彼らが、地上から 居なくなった頃は その場所は、他の雑草に被われて

                           ( 5/11の山道 )

 

                          ( 7/11 移植地 )

カタクリの咲いた場所は、全く判らなくなります。

 

 

そんな訳で、カタクリ達の為と 見学者の為に 

藪刈りを行います。

 

 

早朝、8時半の集合でしたが

神社の宮司さんは、移植地の斜面で エンジン草刈り機を



9時頃になると 女性の役員も


刈り取った後、熊手で寄せ集め 斜面なので足場が大変

 

下段に集めて

 

2人掛かりで 



そして 燃やします。



3人で 根っこ? を



本日 7名の役員で ご覧の様に きれいになりました。



これで、安心してカタクリが芽出し出来ますね。

 

 

一方、別役員 隣の斜面をエンジン草刈り機で



 

続いて、カタクリの咲く山道の整備に向かう

移植地での焼却で煙が充満!



おっ! 中間地点に 未だ 雪が残っていたね。



皆で、一通り 上まで見に行ってからの作業になります。



山道の枯れ葉を除きます。

 



山道際の藪も刈り上げました。



この日、早朝の気温-2℃と冷えたが 

天気は、 雲一つ無い好天気 になった。

後半の頃は、暑くて オバーを脱ぐくらいでした。

 

 

次の行動予定: 

3月5日(火) 神社社務所で「 祭実行委員会 」を

 

3月8日(金) 沿道に横断幕、祭旗、花情報板の設置、               

           見学コースの掲示

 

 

じゃあ、またネ!

 

 

このブログは、時により1日数回の改訂を行う事があります。

その都度、改訂番号を変更しますので宜しくお願いします。

 

 

ブログを読んで頂きまして有り難うございます。

コメントを適当な名前で お書き下さい。

お待ちしています。

katakuri8@apost.plala.or.jp