先日の寒冷前線南下で、南から湿気のある温かい空気が入って来た。
この時期としては、温かい雨だった。
そして、
その寒冷前線が太平洋へ去った途端に西高東低の冬型に
お陰で、午前中は雨 午後は、雪に変わった。
それに、冷え込んだ。
翌日、里山を見て見ると海抜600m辺りまでは雪が積もっていた。
また、冬に逆戻りになってしまった。
当の八王子山は、海抜が510mと低いので 雪は舞ったが
積雪はなかった。
でも、翌日の朝は 氷点下となり 鉢で芽吹きしたカタクリは
表土と共に 凍っていた。
同様に、鉢のセツブンソウも この寒さで お辞儀してしまった。
今の時期、芽吹きや花を咲かせる山野草達は
そんな日々の変化に対応する様に、茎や葉は 凍っても生きていられます。
お昼頃になると 何事もなかった様に蘇ります。
蘇った カタクリ
蘇った セツブンソウ 茎を立ち上げている。
今日は、冬型も緩んで 気温も+での朝を迎えた。
青空にはならなかったももの 気温も+14℃まで上昇した。
そろそろ、八王子山のカタクリ達 芽吹きをしているだろう? と
思い、15時頃に 現地へ行って見た。
佐良志奈(さらしな)神社側の 移植地へ行って見たら
なんと、芽吹いているでは ないか!
目を凝らして 見て見たが 2芽しか 出ていませんでした。
この場所は、どちらかと言うと 北斜面の日陰なので
こんな もんでしょうかな。
ここで、芽吹きをしているなら と思い
神社 北側の カタクリの咲く山道へ 行って見た。
登り口の面 ここは、日射しもあり いつも早く開花する場所
おっ! 出てる 出てる!
あっちも こっちも 芽吹きしていた。
いま、芽吹きしているカタクリは、咲きません。
この1枚葉のみで 早くに芽吹きして 光合成をして
栄養を 根(細長い太い根)に 蓄えるのです。
もう、少し 温かくなると 花芽を持ったカタクリが2枚葉で
芽吹きを始めます。
この場所は、ご覧の様に 落葉樹(雑木林)なので落ち葉が沢山あり
腐葉土となり カタクリの肥料になります。
去年、発見された 白花系のカタクリも芽出しをしていました。
これからが 楽しみです。
写真は、ここで 去年咲いた白花系のカタクリ
山道の上の方には、 沢山のかたまったカタクリが芽出しを
地面から出て来た時は、葉は丸まって茶色しています。
そして、広げると 斑の入った緑色になります。
この山道の上(舗装道路脇)には、ダンコウバイと言う春の花木が
ツボミが膨らんで もう時期に 黄色の花を咲かせます。
登って舗装道路を下ると 右の崖斜面にも
崖上に居る親カタクリのタネが落ちてきて発芽したカタクリが
芽吹きを始めていました。
これで、来週の末か 再来週頃に 花芽を持ったカタクリの
芽吹きが始まります。
始まると 天気にも寄りますが 気温が+13℃以上で日射しがあれば
開花が始まります。
晴れた日で 10時頃~15時頃が見頃の時間帯です。
次回の更新は、花芽を持ったカタクリの芽吹き頃です。
期待して、お待ち下さい。
じゃあ、またネ!
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