かたくり 2024-15 群生地では、

今年もカタクリの群生地へ 沢山の方がお越しを

頂きまして 有り難うございました。

 

3月24日のかたくり祭り 残念ながら 全く咲く気配なし

 

3月29日 ようやく、咲き始めました。

 

4月4日 ~  6日 満開になった。

 

4月12日 終了 

 

 

23日の午後、天気が変わろうとしているのか南風が強い。

それに、雨雲らしき黒い雲が一面に立ち込めている。

メタボ対策にと散歩を兼ねて、さらしな神社へ行って見た。

 

大正橋側から公衆トイレ横の道を稲荷社に向けて歩く

舗装道路から別れて、道の左側斜面



実は、ここ 毎年、イカリソウが咲く場所でして

やっぱり、咲いていました。

このイカリソウ 不思議な格好をした花ですね。



文献では、

イカリソウとその仲間には、特異な形の花だけでなく、

葉にも独自の美しさがあります。

主に平地から亜高山帯の落葉広葉樹の森林で見られますが、

種類によっては草深い草原や石垣に生えることもあります。

日本産種は観賞価値の高い種が多いうえ、

それぞれに変わりものや自然雑種が多いことから、

さまざまな個体が選別され、栽培されています。近年は交配育種も盛んです。

イカリソウは高さ30~50cm、細い茎が株立ちになります。

花はふつう赤紫色です。

長い距(きょ:細く突き出した部分)が突き出した花は、

細い花茎の先に短い穂になって咲き、下に垂れます。

花茎は葉群の上に出るものと、下になるものがあり、個体差や地域差が見られます。
葉はカサカサとした紙質で裏面に毛があります。

別名で「三枝九葉草」というとおり、

葉は3つに枝分かれした先に3枚ずつつけます。

中々、不思議な山野草ですね。

 

 

そして、稲荷社へ向かう足下では、シャガの花が咲いていました。

見た目、アヤメに似ています。



文献では、

シャガ(Iris japonica)は日本各地の低地や人里近くの

湿った森林に普通に見られる、常緑多年草です。

葉はやや厚く強い光沢があって垂れます。

春に茎を斜めに伸ばして、その先に白地に青い斑点が入る花を多数咲かせます。

長い地下茎を伸ばし、その先に芽をつくってふえるので、

大きな群落をつくるのが普通です。

 

 

そして、右下の杉の下では、ハナダイコンソウが一面に咲いています。


これも、文献では

アブラナ科ショカツサイ属の二年草で、 中国東部から朝鮮半島が原産です。

わが国へは江戸時代に渡来し、今では各地に帰化しています。

高さは30~80センチになり、根生葉と下部の葉は羽状に深裂します。

上部の葉は茎を抱きます。

3月から5月ごろ、淡い紫色から紅紫色の4弁花を咲かせます。

別名で「むらさきはなな(紫花菜)」とも呼ばれます。

 

これだけ、群生して咲くと 見事ですよ!

 



かたくり祭の数日前に、強風で倒れた杉ですが

きれいに片付けられていました。




さて、カタクリの群生地 

移植地では、

 

カタクリの葉の存在が薄れています。

そう、他の植物達の天下となっていました。

 

肝心のカタクリの葉 もう、光合成も終わったのか?

枯れ始めていました。



この写真では ぼやけていますが、左に タネ袋が見えますね。



これが、タネ袋の拡大写真です。



5月の20日過ぎる頃になると 完熟して割れて

タネを捲き散らします。

 

 

移植地の右斜面では、4月中旬頃が満開だったヤマブキが

未だ、咲いていました。

 

これも、もう次期に終わりでしょうね。

 

 

ヤマエンゴサクが咲いていた斜面 エンゴサクは、枯れて居ません。

そこでの天下を取っている山野草は、

クルマバソウ です。

 

文献では、

多年草で、北海道〜本州の山地の林内に生える。

茎は直立して高さ20〜30cmになり、枝分かれせず、

無毛。葉は6〜10個が輪生し、

狭長楕円形または倒披針形で長さ1.5〜4cm、

幅3〜13mm、柄はない。花冠は白色で漏斗形、

先は4裂し、長さ5mmほど。

雄しべは4個。果実は球形でかぎ状毛が密に生え、

乾くとクマリンの芳香がある。

葉は乾いてもクルマムグラと違い黒くならない。

花期は5〜7月。(山に咲く花)

これも、群生していて 見応えがあります。

 

 

カタクリが終わってしまった さらしな神社

未だ未だ、見られる山野草がありますよ!

 

 

 

じゃあ、またネ!

 

 

このブログは、時により1日数回の改訂を行う事があります。

その都度、改訂番号を変更しますので宜しくお願いします。

 

 

ブログを読んで頂きまして有り難うございます。

コメントを適当な名前で お書き下さい。

お待ちしています。

katakuri8@apost.plala.or.jp