カタクリの移植地 藪刈りを行う

2001年に神社脇を通る 県道の拡幅工事に伴い

カタクリ群生地の一部が破壊される事になり 地元で保存活動が活発化し

当時の「 乙女会 」が地方事務所と交渉して

神社と八王子山との斜面に 群生地のカタクリを移植しました。



この場所、カタクリにとって 生育環境も整っており

現在では、植え替えたカタクリの孫の代まで増えている。




しかしながら、この場所の斜面の上部にケヤキの古い大木あり

枝を落としたり 下部に笹竹が覆いしげったり

その他 雑木のタネが舞って来て 発芽をしてしまい藪に 

やはり、人間の手を掛けないと この移植地も維持がされません。 



そんな訳で 地面が凍っている この時期に 

かたくり祭の協賛グループ 茶道教室「 なごみ会 」 と

みどりのサポート隊、 佐良志奈神社とで 2/26に藪刈りを行いました。


実は、この作業は 毎年 行われています。

2017.2.14








一昨年までは、剪定バサミで 芽を出した雑木を1本ずつ切っていました。

昨年から 草刈り機(エンジン)で行う様になりました。



役員の集合時間 9時としましたが

8時45分に 現地へ行ってみると もう、エンジンが唸っていました。

そう、神社の宮司さんが 草刈り機で格闘をしていました。


本来であれば、雑木の根っこを掘り起こせば 良いのですが


この根の近くに カタクリの子供達が いるので 土壌を荒らせないので


今の 方法を取っています。









この作業の時期を 

3月の声を聞く頃に行うと カタクリ達の根や芽が動き始めてしまい 

土の上に人間が乗ることが出来なくなってしまいます。



実は、この場所 どちらかと言うと 日陰で

風当たりもあり 寒いです。


でも、 この時期 里の雪も溶けていますが

八王子山の北斜面は、未だ 雪が残っています。

と、言う事は 夏の日射しも 直に当たらないので カタクリ達が

住むには いい場所なのです。




約1時間の 格闘で 藪刈りが終わりました。

そして、宮司さんが お茶とツマミを出してくれて 皆で 茶話会を



これで、今年も カタクリの花鑑賞が出来るでしょう!



茶話会の後で、役員で 八王子山の群生地へ 様子を見に行った。

この場所は、 昔の古道の脇にあり 

ここを 「 カタクリの山道 」 と呼んで います。



役員が竹で柵を作ったり、ヤマブキ等の草木の刈り取りをしたり

歩道の修繕、掃除をして カタクリ達を守っています。


この柵も 枯れ木の落下等により破損箇所がありますし


耐久性が落ちた竹柵や柱等の補修作業があります。

それの 下見を行いました。


4月7日(土)のかたくり祭開催まで頑張りますね。





じゃあ、またネ!




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