かたくり情報 29 11 月の神社移植地の現況と

カタクリは 4月初旬に花を咲かせて受粉が成功すると

末頃になると 緑色したタネ袋だけを残して 葉は枯れます。

大きな緑玉は、受粉成功 真ん中の茶色の枯れた物は雌花のかたわれ

手前の小さな玉は、失敗した玉(しいな)

また、花が咲かなかった 葉だけのカタクリは、光合成だけを行い

地下の球根にデンプン(片栗粉)を蓄えて 葉は枯れます。

これを数年続けて、花を咲かせる力を備蓄します。

 

5月頃になると

枝に沢山の葉っぱを着けた欅の木のお陰で薄暗くなります。



そして、カタクリが枯れ始める頃になると移植地は、

雑草達の天下となります。

5月の末頃になると あの緑色していたタネ袋が茶色に(完熟状態)

そして、袋が破けて タネを散らします。

 

この時には、タネ袋を支えていた幹も枯れてしまいます。

6月になると カタクリは地上には居ません。

 

8月猛暑の中 移植地では、完全に雑草達の天下になります。


この頃、カタクリは地下で夏眠しています。

 

10月の末頃になると 草花系の雑草は枯れ始めます。



11月になると 

草花系の雑草は無くなり 幹のある雑木も枯れ始めます。



この頃、カタクリは夏眠から目覚めて 来年の用意をして

冬眠 に入ります。

 

この移植地、冬季の地面は凍って、カチカチです。

大雪になると 多少とも積雪になります。

 

毎年、2月~3月に 役員が、移植地内に入り 雑木等を刈り上げます。

それに、落ちた杉葉等を取り除きます。

 

また、移植地や山道の柵整備を役員で行います。  

 

 

じゃあ、またネ!

 

 

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