2020この所、朝夕は寒いが 日中は暖かくなって来ていますね。
先日のかたくり祭の実行委員会で 新型コロナウィルス感染拡大防止の件が
話題になり話し合いがありました。
と言うのは、かたくり祭の行事での取り組みの中に
神社社務所内での お抹茶とお菓子のおもてなし があります。
締め切った社屋の中で イスに座っての おもてなしがあり
また、お茶の茶碗を洗って 使い回し行為 があり これに対しての対応も
問題視された。 これに対しての 解決策もないので
やむを得ず 29日(日)に開催予定の 八王子山のかたくりまつり を中止する事に
決定されました。
で、 この数日間 中止に伴い 各情報機関へ中止の連絡に追われていました。
また、お祭りを一般の方に知らせる為に
近隣、市内各所にポスターを掲示依頼してあり
このポスターに 中止の紙を貼る 作業にも追われています。
戸倉上山田温泉にある公衆浴場、地区のセブンイレブン、ファミリーマート
各金融機械、郵便局、千曲市の関連施設、しなの鉄道(テクノ坂城~屋代高校前)
懇意にしている旅館、ホテル など 約130件程に出向いて貼っています。
この中止となった かたくりまつりは、29日の1日だけであり
カタクリの花が咲いている期間の花観賞には関係ありませんので、
お天気と咲き具合を見て お出かけ下さい。
また、翌週の 4/5(日)に開催される 八王子山の自然観察会は
予定通り行いますので ご参加をお願いします。
集合は、10時 佐良志奈(さらしな)神社鳥居下 10時 です。
中止作業に追われていて、カタクリの群生地へ出向いていなかったが
作業も一段落したので 11時頃に 行って見たら
やっぱり、彼らは ちゃんと 春めいて来た事を知っていましたね!
ご覧の様に 芽吹きが始まっていました。
この芽吹きも 全体から見ると 2~3割程度と未だ少ないです。
この芽吹きした 葉っぱは 1枚葉で花芽のないカタクリです。
また、花芽を探して見たが 未だ、1つもなかった。
これが、花芽です。(写真は、昨年の3/20現地にて)
花が咲くカタクリは、必ず2枚の葉があります。
これから、もっと暖かくなると 花芽を持った葉が出てくると思います。
カタクリの近くで ヤマエンゴサクも発芽していました。
この花も 特徴のある 不思議な花ですので 一緒に、観賞して下さいね。
カタクリは、3月初旬頃 ~ 5月中旬頃まで 地上に葉がありますが
5月の中旬以降は、葉が枯れてしまいます。
なので、花芽のない 葉っぱは、この約2ヶ月で 光合成を行い
デンプン(片栗粉)を球根に蓄えます。
この2ヶ月が 彼らの1年分になります。
そして、かたくりはタネで増えていきます。
カタクリは、こんな生活をしていますので 最初の発芽から7 ~ 8年も
掛けて、初めての花を咲かせます。
大夫、暖かくなって来たので 人も動き始めた のか
上田市から、ご家族でカタクリの様子を見に来ていました。
今後、カタクリの群生地で 変化がありましたら
リアルタイムに、カタクリ情報を載せますので 時々、覗いて見て下さい!
今年は、当地で 1回も積雪はありませんでした。
そう、雪かきをする作業が なかったのです!!
これが、温暖化なのか?!
午後になって、メタボ対策の一環で
戸倉のセツブンソウ群生地へ行って見た。
今日は、お日柄も良く 青空で 晴れていた。
でも、風は 冷たかった。
ここにも、中止の張り紙を
大勢の方々が お見えになっていました。
役員にお聞きしたところ 今年は、雪がないので 2週間も早くに
満開となった とか!
このセツブンソウで 珍しい花芽がありました。
1つの茎から2つの花芽があるのです。
人気で 皆さんが 撮っていました。
そのセツブンソウ (後ろに、1本のセツブンソウがあり見にくい!)
拡大してみたら 左の後ろの花 主茎から細い茎が見える
満開ですが、明日の当地の天気 曇り お昼頃で +10℃とか
少し、寒いので 暖かくして お出かけ下さいね。
後、数日しますと 白い花弁が落ちて タネ袋を形成します。
じゃあ、またネ!
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