千曲市には、早春に開花する山野草
「スプリング・エフェメラル」(春の妖精)ともいわれるセツブンソウが、
2ヶ所にありますが、その1ヶ所がカタクリの咲く八王子山の対岸
しなの鉄道の戸倉駅裏、キティーパークの入口近くにあります。
当、カタクリの群生地から車で10分以内です。
もう、1ヶ所は この里山の裏方向 倉科地籍にあります。
倉科は、市内を抜けるので30分程掛かります。
セツブンソウは、県外(秩父など)は、2月3日の節分の頃に咲きますが
当地は、寒いので やはり、1ヶ月遅れ辺りかな?!
写真は、昨年の3月9日撮影
今年は、こんな陽気なので 早まるかも知れません。
所で、この戸倉(キティーパーク近く)のセツブンソウには
多くの見学者が毎年、訪れます。
そこで、昨年の今頃に ふと、思いつき
セツブンソウの見学林道(駐車場から結構、歩く)の途中に
カタクリの宣伝をしよう と セツブンソウを守る会にお願いし
3ヶ所に宣伝広告をしました。
そして、カタクリにお見えになった方に「この場所を、どこで知りましたか?」
と訪ねましたら 結構、この宣伝看板を見て来た方が多かった!のですよ!!
市内の方々は、八王子山のカタクリを知っていますが
県外、県内の遠方からお見えになる方々は知らない様でした。
カタクリの開花は、セツブンソウが終わる頃から始まりますので
好都合です。 折角、遠方から戸倉へお越しになったので
お帰りに、ちょっと寄ってもらおうかと!!
そんな訳で 昨日、セツブンソウの来客者の居ない この時期に
貼り付けに行って来ました。(会の了解を得て)
今年の宣伝看板は、コレにしました。
ラミネート処理(全天候型)をして、両サイドにパンチ穴を開けて
セツブンソウ林道の途中3ヶ所に 樹木の胴などに紐で括りました。
セツブンソウの駐車場に車を置いて 林道へ
そしたら、入口に 柵と看板が ありました。
ここでもイノシシが出る様です。
毎年、今頃の時期に行くと この林道 結構、圧雪した雪があり
雪解けの水が流れており、運動靴では難しく 長靴なのですが
一昨年(2018.2.23)
昨年(2019.2.15)
今年は、全くと言う程 雪が降らないので 林道は乾いていました。
まず、入口近くの鉄柵に
そして、天狗神社近くの魔のカーブ近く
それから、群生地から少し下った杉の胴に
これが、セツブンソウの群生地です。
緑の葉は、常緑のシダです。
一応、一回り 回って来ました。
未だ、整備がされていませんでした。 枯れ木や落ち葉が!
おっ! どこかと一緒で 柵の保守用の竹が置かれていました。
それでも と思い ちょっと、枯れ葉を動かしたら
もう、開花の準備をしていました。
セツブンソウは、発芽と同時に花を咲かせるので花芽を葉で守っています。
この葉や茎は、発芽して 開花した頃に 雪が降っても 氷点下になっても
凍っても 枯れません。
(2016.2.18 冷え込んで凍っています。)
この時期に咲く、山野草は強いです。
果たして、今年もセツブンソウを見に来た方が カタクリの方へ
沢山来てくれるかな?!
寄って欲しいです。
じゃあ、またネ!
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