今年も かたくり祭りの際に カタクリのタネ希望を募集しましたら
５名様から ご依頼を頂きました。
千曲市内 ２名 長野市 １名 上田市 １名 青木村 １名
昨年も 同様なサービスを行いました。
数名の方から「発芽したよ！」と 喜ばしいお言葉も
また、１名様は、その現物を 会場へ持って来ました。
発芽の感動を分かち合いました。
カタクリ祭実行委員会では、毎年 数名の方より ご依頼を頂き、
カタクリのタネを採取しては、カタクリ発芽キットを作り郵送をしています。
キットとは、何か と言うと
１．籾殻(添付) ２．専用の肥料(添付) ３．穴網(添付)
４．炭(添付) ５ 不織布(添付)と採取したタネをセットにした物です。
タネが届きましたら、依頼者は植木鉢等を用意して
カタクリのタネを指導書に基づいて植え込みます。
そして、来春になると 発芽を楽しむ事が出来ます。
そのタネを探しに 下調べに行きました。
今日は、午前中に 小雨が降ったが 直ぐに止み こんな良い天気に
カタクリの咲く山道の入口
ご覧の様に 草がボウボウとしている。
登って行く
カタクリが咲いていた横斜面 ヤマブキが生い茂り
どこに カタクリが咲いていたのか 判らない！
枯れたカタクリの葉を探すのが第一です。 先週に来た時は、その枯れた葉があったが
今日来てみると 殆ど、溶けていて 判らない。
ようやく、枯れた葉っぱを探した。
これは、花が咲かなかったらしい タネ袋が見えない。
他の所も こんな感じで とても探せない
目を凝らして見ても 葉っぱはない。
ようやく、タネ袋が見えた！
この雑草達の中に タネ袋が あります。 判りますか？
山道を登って、上の舗装道路へ出て 左へ少し下った 右斜面に
枯れたカタクリの葉を見つけた
その斜面で 目を凝らして見たら タネ袋が
上の斜面でのタネ袋を確認したので
下の 移植地へ移動する。
ご覧の様に 雑草やタラの芽などの雑木が生えている。
ここでも、目を凝らして見ると 居た 居た！
移植地の右山斜面 とてもじゃ ないれど こんな感じで 登れない
さて、採取するタネ袋を確認したので 一週間に一度程度に
現地へ向かい タネ袋が薄黄色になった時に 失敬します。
これを 逃すと、タネ袋は 開き タネを撒き散らしてしまいます。
この採取のタイミングが 難しいのですよ！！
失敬したタネ袋は、プラケースの中で追熟させますと
自然に袋が割れて タネが出て来ます。
そして、このタネを １０ヶ程 拾い集めて
蒸留水で湿らせた脱脂綿と一緒にしてビニール袋に入れて
キットと一緒に 発送をします。
タネが届いたら 植木鉢にタネを（手で触るとヤケドします。）
パラパラと蒔きます。
今月の２５日頃に予定をしていますが？？ 果たして！！
じゃあ、またネ！
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